夢に向かってまっしぐら!

夢を描けないでいるあなたへ

気まぐれでも、何でもかまわない。

ふと惹かれるものがあったら、

計画性を考えないで、パッと、

何でもいいから、そのときやりたいことに手を出してみるといい。

不思議なもので、

自分が求めているときには、それにこたえてくれるものが自然にわかるものだ。

 

- 岡本太郎 - 

 

どうもこんにちは、シンです!

 

 

「そういえば、将来何かやりたいこととかあるの?」

 

つい先日、久しぶりに甥っ子と会う機会があり、

何の気無しにこう訪ねてみたのですが、

それに対する甥の答えは、

 

「何もない」

 

というものでした。

 

正直、私は愕然としました。

 

甥は高校2年生です。

 

高校2年といえば大学受験などを視野に入れて、

あれやこれやと将来について考え、悩む年頃ではないでしょうか?

 

まぁ、46歳まで考えなしに流されてきた私が言えた義理ではないのですが……。

 

閑話休題(それはともかく)。

 

聞けばクラスメイトも、程度の差こそあれ、

その殆どが似たりよったりな状況のようでした。

 

そういう訳で、

今回は甥っ子に話して聞かせた内容を混じえて、

夢の描き方を話していきたいと思います。

 

 

知識を増やしてみよう

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夢や、人生の目的を想い描く上で欠かせないもの。

 

それは知識と、経験です。

 

例えば野球も、サッカーも知らない子供が、

 

「将来、野球選手になる!」

「将来、サッカー選手になる!」

 

といった夢を想い描くでしょうか?

私は描かない――いえ、描けないと考えます。

 

私自身の、

「読者の感情を揺さぶれる小説を世に送り出す」

という夢も、

小説という本の存在を知り

読むという経験をしたことで芽生えたものなのですから。

 

これが発明や、創造といった分野であれば話も変わってきますが、

こと「夢」という分野では、

 

知らないもの、

経験の無いもの

 

を、人は「夢」として想い描くことが出来ないのです。

 

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しかしこれは、

 

知識や、経験

 

さえあれば、夢を想い描けるということでもあります。

 

とはいえインターネットが普及したこの世の中、

情報量が多すぎてどんな知識を得たら良いのか、

戸惑い、かえって悩むことでしょう。

 

甥っ子もそうでした。

 

「知識って言われてもな……」

 

確かにその通り。

私も逆の立場なら困惑していたことでしょう。

 

なので私はこうアドバイスしました。

 

浅く、広く、色々なことに興味を持つと良いよ

 

「その中で、より興味を惹いたものを、

今度は深く学ぶと良い」

 

まぁ、これでも戸惑いは隠せないようでしたが、

何かしら得るものはあったようです。

 

この世の中、本当に色々な情報で溢れています。

虚実入り混じりすぎて、私自身戸惑うこともしばしばです。

 

ですが、そこへ積極的に興味を持つことで、

それまで得られなかった知識が増え、

それがいつしか夢を想い描く足掛かりとなるのです。

 

 

人に与える夢を持つ

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人間は基本的に利己的な生き物であり、

始めから利他的な考えを持っている人は稀だと考えています。

 

ちなみに、

 

利己的とは、自分の利益を優先すること

利他的とは、他者の利益を優先すること

 

簡単に説明するとこうなります。

 

利己的というと、自分勝手というイメージを持つかもしれませんが、

もちろんそうではありません

自分が生き残ったり、自分の遺伝子を残したりすることもまた、

この利己的な性質によるものなのですから。

 

しかし、今回は「夢の描き方」についての話をしていますので、

その点で考えると、やはり「利己的」よりも「利他的」であるべきだと考えます。

 

例えばこう考えてみてください。

 

夢を一人で叶える、

夢を大勢で叶える、

 

どちらの方がより夢が叶いやすいでしょうか?

後者の「大勢で叶える」の方だとは思いませんか?

 

ですので、自分の夢を想い描けないのであれば、

視点を変えて、他者の夢を叶えることを目的にしてみるのも一つの手です。

 

そうすることで、それまで見えてこなかった自分自身の夢に気付くかもしれませんし、「他者に与える」こと、それこそが夢となるかもしれませんので。

 

 

現状は関係ない

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「自分はもう年だから」

「お金がないから無理だ」

 

夢の話をする時、よくこういったことを口にする方が居ます。

さすがに甥っ子は「もう年だから……」とは言いませんでしたが、

「お金」に関しては現状に何かしら思うところがあるようでした。

 

とはいえ多額の借金を抱えても

ひたむきな努力で夢を叶え、莫大な財を成した人たちもいるのですから、 

「金銭的問題」は夢を描く上での障害にはなり得ません

 

なのでその点はさて置き、よく考えてみてください。

 

夢を想い描くのに年齢制限があると思いますか?

 

スポーツを始め、肉体年齢が結果に如実に現れるような分野の夢であればそうかもしれませんが、基本的に夢を想い描くのに年齢制限はありません

 

こう言っては何ですが、

 

そんな考えはドブにでも捨ててください。

 

前回でも触れた『マーフィーの法則』でも、

 

ネガティブな考え方は良くない結果を、

ボジティブな考え方は良い結果

 

生み出すと言っています。

なので歳がどうのと言っていては描くものも描けません。

 

そもそも「夢」とは、現在のあなたが叶えるものではなく

どうすればそれが叶うのか考え、

そして行動の末に生まれ変わった「未来のあなた」が叶えるものなのです。


なので現在の自分に捕らわれることなく、自由な発想で夢を描いてみましょう。

 

 

ドリームキラーに負けるな

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夢の話をする上で必ずと言っていいほど付きまとうのが、

ドリームキラーの存在

 

「そんな子供みたいな夢を」

「出来るわけがない」

「バカじゃないの?」

 

これも以前触れましたが、人間は肯定よりも批判する生き物です。

 

そしてそれは実際に成功した実績が無い者には顕著に向けられます。

 

例えば選挙が行われる度にこう考えたことはないですか?


「どうせ誰がやっても同じだろ」

 

特に現在の日本を鑑みれば、こう考えている人は大勢いることでしょう。

それは多くの賛同を得られるような実績を政治家が収めていないからであり、

人はどうしても目に見える部分だけで判断してしまう悪い癖があるからです。

 

別に政治批判がしたいわけではないので話を戻しますが、

兎にも角にも周囲のネガティブな声に耳を傾ける必要はありません。

 

そしてドリームキラーはあなた自身の中にも居ます

人間の思考は9割がマイナス思考になっていると言われているのです。

そのため何も始めていない内に

 

「自分には無理だ」

 

と思い込んでしまいがちになります。

ですので、

 

「自分に不可能なことはない!」

「自分はやれる!」

「自分はいくらでも成長できる!」

 

とあなた自身に信じ込ませてください。

前回の記事で述べた通り、

潜在意識にまで到達するほど自分自身を信じ込ませるのです。

 

あなたなら必ず出来ます! 

 

 

まとめ

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いかがだったでしょうか?

 

今回も辛辣になった気がしないでもないですが、

それは私の情熱がそうさせるものなので、

その辺は平にご容赦いただきたい。

 

しかし裏を返せばそれだけ夢を想い描くことは、

最良な人生を送る上で欠かせない重要なものだということです。

 

これを機に、あなたが夢を自由に想い描き、

良き人生を送る一助となれば幸いです。

 

 

それではまた。