夢に向かってまっしぐら!

怠け者は痛い目を見る

一方はこれで十分だと考えるが、

もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。

そうしたいわば紙一枚の差が、

大きな成果の違いを生む。


- 松下幸之助 - 

  

どうもこんにちは、シンです!

 

 

エビデンス

 

あなたも一度は見聞きしていると思われるこの代物。

 

いわゆる「成果物」と呼ばれるもので、

この通り仕事をこなしましたよ、という証となるものです。

 

今回は、そんなエビデンスにまつわる

話をしようと思います。

 

 

手を抜くのは止めよう

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これはまだ私が会社勤めをしていた頃の話。

 

当時、移動体通信Softbankau、ドコモ)の関連会社で、

電波中継局の管理や、ビルやマンションの屋上に立っている

アンテナの設置、管理の仕事をしていました。

 

私の主な内容は新規のアンテナの設置や、

故障したアンテナや、基地局の修理を行うために、

下請けの工事業者へ依頼して、作業員を派遣してもらうという、

オペレーターのようなことをしていました。

 

その際に、こちらの依頼通りの仕事をしたという証として、

冒頭で話した「エビデンス」の提出を求めるのですが、

ここで毎回のように問題が生じるのです。

 

エビデンスの内容として、

こちらから決まったフォーマットを事前に送っているので、

あとはそこに工事前、工事後の写真を添付、

さらに必要事項を記載したものをPDFファイルで

送ってもらうだけなのですが、

 

人によってエビデンス完成度に雲泥の差があったのです。

 

仕事をした証として提出してもらうものでなので、

当然、こちらとしてはその内容をしっかり精査しなくてなりません。

 

エビデンス重要性を理解している作業員の提出物は

写真もしっかり要点を踏まえており、かつチェックしやすい

ものになっているのですが、

 

そうでない人のものは、程度の差こそあれどれも酷いものでした。

 

画像が粗すぎて型番が判らない、

肝心な部分の写真が抜けているなど様々で、

本当に酷い時など違う現場の写真が送られてくることもありました。

 

なのでそういった内容に不備のあるものは

再提出してもらうのですが、

これがなかなかに難儀なのです。

 

相手も人間なので、

 

「写真が足りない(もしくは内容が確認できない)」

 

とこちらが言えば、

 

「え? また現場に行って撮ってこいってことですか?」

 

とごねだす。

 

特に遠方の現場のものであったりするとなおさらで、

かといってこちらも立場上折れるわけにはいかないので

何とか再提出してもらおうとするのですが、

これも人によっては逆ギレしだす始末で手に負えない。

 

本当に難儀した記憶しかありません。

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確かに相手も、その工事以外にも現場があって、

忙しいのは分かっています。

 

それも人がやることなので、

ちょっとしたミスで写真の撮り漏れや、

記載ミスなどが起こるのは致し方ないことだと理解はしています。

 

ですが、「これ明らかに手を抜いてるだろ?」と

ひと目で分かるものも中にはあるのです。

 

しかもそういうものは大抵先に上げたような

逆ギレするタイプの人からの提出物だったりするのです。

 

何というか、後のことを考えていないというのか、

 

ひとまず今をしのげればいいだろう

 

といった感覚の人が多かった気がします。

 

やるべきことをやらずに手を抜くから、

お互いに不愉快な思いをすることになる。

 

ということがまるで分かっていないのです。

 

しかもそういう考え方の人は、他でもミスをすることが多く、

中には工事する現場自体が違っていた人も居たくらいでした。

 

当時のことをこうやって思い出すと、

本当にこう思います。

 

抜いていい手など無い!

 

「少しくらいは」、「このくらいなら」といった甘い考えが、

相手に迷惑を掛け、のちのち自分の首を絞めることになることを知るべきなのです。

 

 

時間に追われると余裕をなくす

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人間という生き物は、

 

時間に追われると人格が変わる

 

傾向にあります。

 

皆がみなそうだとは言いませんが、

少なくとも先に上げた会社に属していたときの、

自分を含め周りの人全員そうでした。

 

納期が近いのにまったくエビデンスが上がってこない。

工事に必要な器材が在庫不足で注文した数届かず、

スケジュールを大幅に見直さなくてならなくなった時や、

繁忙期などで一日の工事数が、

普段ならば1業社辺り2〜3件のことろが6〜7件になった時など、

 

それはもう誰も彼もが鬼気迫る表情で、

口を開けば喧嘩腰だったことを覚えています。

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しかも間の悪いことに、そういう時に限って

手を抜こうとする人が居るのです

内にも外にも。

 

当時の私は、プロフィール記事でも書いた通り、

何も考えず日々仕事をこなすだけの歯車であったわけですが、

それ故か、

 

仕事で手を抜く

 

ということを良しとしなかったこともあり、

そえれはもう色々な人と口論になったものです。

 

おかげで社内でも、一部とはいえ関係性が破綻した人も居ました

 

仕事に支障を来すことはありませんでしたが、

同じ社内なので顔を合わせる度に気まずい雰囲気になったものです。

 

こういう具合に、

人は時間に追われると人格が豹変します

 

余裕が無くなり、焦りも手伝ってミスも増えていきます。

 

ミスが増えると、人によっては自分を責め心を病みます。

 

これは「会社」というシガラミに捕らわれている限り

どうしても付いて回る代物です。

 

避けるためには「会社」という檻を破って飛び出すしかありません。

 

 

まとめ

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いかがだったでしょうか?

 

これはあくまで私個人の経験でしかありませんが、

同じような経験をされている方はきっと多いと思います。

 

もしこれを見ているあなたが、

 

会社という檻に捕らわれて悩んでいたり、

 

飛び出したいけれど不安で二の足を踏んでいる

 

のであれば、これを機に思い切って

 

何のために働いているのか、

自分に問い掛けてみるべきです。

 

会社はあなたが人生を賭けるような場所ではありません。

 

賭けるべきは「夢」に対してです。

 

あなたたのこれからの人生が最良でありますように。

 

 

それではまた。